宮城県加美町などで進められている風力発電所の建設計画について、住民団体が環境破壊の懸念があるとして計画の白紙撤回を求める要望書を5日、県に提出しました。

県に要望書を提出したのは、「加美郡の風力発電を考えるネットワーク」です。

加美町などでは、現在、奥羽山脈の尾根に高さ150~200メートル級の風車を最大155基建設する、合わせて5つの風力発電事業が計画されています。

要望書では、計画により土砂災害の発生や水資源の汚染・枯渇のほか、生態系や景観、健康への悪影響が懸念されるとして、計画の白紙撤回や県の適切な指導などを求めています。

加美郡の風力発電を考えるネットワーク 猪股弘さん:
「再生可能エネルギーには反対していない。私たちがごく自然に今まで生活してきた山、川を守っていきたいのが本心」

要望を受けた県は「住民や専門家などの意見を踏まえた県の考えを国にしっかりと申し入れていく」と応じました。