仙台市内を走るレンタル自転車「ダテバイク」。コロナ禍前から比べると利用者が大幅に増加しています。自転車のヘルメットの努力義務化などの課題に、今後どのように対応していくのでしょうか?
レンタル自転車 人気の理由
仙台市内をスイスイと走る電動アシスト付きレンタル自転車「ダテバイク」。利用者が急激に増えています。

鈴木哲朗記者:
「事前に登録した番号を入力します。鍵が開きました。これで乗れます」

「電動アシスト付きで、走り出しもスムーズです。上り坂でもスイスイです」
仙台市が2013年に導入したダテバイクは、コロナ禍前の2019年度は46万台だった利用回数ですが、去年は100万台を超えました。運営会社の分析によると、自転車台数やポートを増やしたことと、コロナ禍で密を避けるため電車などを利用していた人がダテバイクを利用するようになったことで、利用回数が伸びているということです。

利用者:
「すぐ近くにいろんな所にあって便利。安いし、バスとかと比べて運動にもなる」
「普段は自転車に乗らないけど、電動なので疲れなくてちょうどいい」
この日、初めてダテバイクを利用する若者もいました。
「時間がないけど駅まで行きたくて、でも歩くのは面倒くさいなと思って。だいぶ前から気になっていて、存在自体は知っていたので、今回使ってみようと」
ものの数分でアプリを登録して乗っていきました。ダテバイクは自分の好きな時に好きな場所で借りることができ、目的地の最寄りのポートに乗り捨てできるのです。しかし、必要な時に自転車がないということも…







