企業の若手社員が、宮城県内の震災の伝承施設などを巡りながら教訓を学ぶ研修会が開かれました。
山元町の震災遺構旧中浜小学校を訪れたのは、宮城や山形などの4つの企業の若手社員ら20人です。

この研修会は、若手社員に震災から教訓を学んで仕事に生かしてもらおうという企業が、仙台市の一般財団法人に委託し、2021年から行われているものです。
12日は、語り部から津波の状況を聞き、児童らが避難した屋上などを見学しました。
山形の企業から参加した人:
「同じような災害が起きた時には、こういった経験を聞いたので、それが活かせるような行動を取りたいなと」
宮城の企業から参加した人:
「津波に遭われてどのようなことをして助かったかなどを伺ったのが印象深かったです」
この研修会は、4月14日にも開催され、岩手県内の伝承施設を巡る予定です。







