宮城県が構想する仙台医療圏の4病院再編について、県立精神医療センターの患者らでつくる団体が、富谷市への移転反対を訴える要望書を県に提出しました。

10日は、団体のメンバーが県庁を訪れ、保健福祉部の志賀慎治部長に要望書を手渡しました。

要望書では、精神医療センターの移転先を富谷市ではなく、現在の名取市内で選定するよう求めています。

これに対し志賀部長は、「より早く移転するには、富谷市の方がメリットが大きい」などと述べました。

2.23みやぎユーザーズアクション実行委員会 山本潔共同代表:
「私たち精神障害者の仲間で移転に賛成している人は、私の知る限り1人もいません。とりあえず私たちの声を聞いてほしいという要求です」

2.23みやぎユーザーズアクション実行委員会 山本潔共同代表

また、要望書の提出に先立ち県庁前で行われた街頭活動には、およそ20人が参加し患者と県が直接話し合う場を設けてほしいと訴えました。

県の構想は、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合して名取市に、東北労災病院と県立精神医療センターを併設して富谷市に移転するもので、現在も協議が続けられています。