東日本大震災で児童74人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校近くに、鎮魂の願いを込めて植えられたサクラのせん定作業が9日、行なわれました。

サクラのせん定を行なったのは、大川小学校で孫2人を亡くした阿部良助さんらおよそ10人です。

大川小の周辺では、震災の年の秋から、鎮魂と復興への願いを込めたオオヤマザクラの植樹が行なわれ、現在は、およそ270本が花を咲かせています。

毎年この時期になると、地元の住民や長野県からのボランティアが、枯れた枝を取り除くなどの手入れを続けています。

阿部良助さん:
「(地面の)底が塩やがれきなので、その上に植えているのでかわいそうだけど、何とか頑張って育ってくれている」

阿部良助さん

9日は、4年振りとなる「花見会」も行なわれました。あいにくの強風で屋内での開催となりましたが、参加した人たちはサクラの成長を願いながら、久しぶりの交流を楽しんでいました。