被害が多発している特殊詐欺対策を強化するため、宮城県警は、被害が大きい仙台市内の6つの警察署に専門チームを配置し、事件の摘発と被害防止に努めることになりました。

県警が3日、発表した4月からの組織改編では、被害が多発している特殊詐欺対策として、県警本部にプロジェクトチームを新設します。

さらに、特に被害が大きい仙台市内の6つの警察署には、専門チームを配置し、事件の摘発と被害防止に努めます。

また、今年5月に仙台市内で開かれるG7=仙台科学技術大臣会合に向け、安倍元総理銃撃事件の検証結果を踏まえて、警護対策官を専任化するほか、警衛警護係を増員するなど態勢を強化します。

このほか、内示された人事異動では、若林警察署長に寺嶋恭子教養課長が就任します。女性の警察署長は県内で初めてです。