宮城県丸森町のメガソーラー建設計画について、住民団体は建設事業者の手続きに不備があったとして、国土利用計画法違反の疑いで警察に告発状を提出したと明らかにしました。
これは、17日、県庁で住民団体が記者会見し明らかにしたものです。
この計画は丸森町耕野地区のあわせておよそ115ヘクタールにメガソーラーを建設するというものです。

国土利用計画法では、一定規模以上の土地を取引した場合、都道府県知事に届け出ることになっていますが、住民団体によりますと情報公開請求の結果、この届出がないことがわかったということです。このため、計画を進める複数の事業者に国土利用計画法違反の疑いがあるとし14日、角田警察署に告発状を提出したとしています。
耕野の自然と未来を考える会 義高光共同代表:「刑事処分の問題だけではなくて行政処分の問題、これまでの行政の再エネに対する態度、処分等々を問題提起したいと思いまして(刑事告発する)」

また、住民団体では県と国に対しメガソーラー事業の取り消しに向けた要望書を提出しています。







