新たに大型の台風17号が発生 今後の見通しは?

そして、12日に新たに大型の台風17号が小笠原近海で発生しました。次の週にかけては、南北傾斜高気圧が東に離れていくため、台風は日本の東に進んでいきそうですが、今後の情報には注意が必要です。
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立花教授は、台風15号が西に進んだ理由については3つの理由を挙げていて、1つ目が上記の「南北傾斜高気圧」です。2つ目として、沖縄付近を直撃した台風13号が北側の高気圧を強化したことを挙げています。

8月9日の地上天気図(気象庁HPより引用し加工)。沖縄付近を通過した非常に強い台風13号が北側の高気圧を強めたことも、日本付近で東→西の風の流れを作り出し台風15号を西進させたとみられる

台風は強烈な上昇気流を伴っているため、周辺では下降気流を起こし高気圧を強める働きがあります。この高気圧からも時計回りの風が吹き出すため、台風15号を西に進めたとみられます。
3つ目としては、当時、関東のすぐ南の海上に「寒冷渦」と呼ばれる上空の寒気でできた低気圧性の渦巻きが進んできていました。

台風15号が茨城県に上陸した頃の上空の予想天気図(気象庁発表資料を加工)関東の南東の「C」と書かれたあたりが寒冷渦とみられる

これは高気圧とは逆に反時計回りに周囲の空気を引き込む働きをするため、台風15号を西に引っ張りこむような形になった模様です。また、台風15号は当初、東北地方太平洋側に上陸するような進路となっていましたが、次第に進路が南寄りに変わったのもこの寒冷渦が影響したのではないかと立花教授は話していました。