646億円を投じて仙台市が整備する音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設について、建築の専門家らが11日、市民団体を設立しました。
建物のデザインや、市民への説明不足を疑問視していて今後、改善を求める方針です。
青葉山複合施設を考える市民の会 高橋直子共同代表「もっと情報を公開していただいて市民のための施設なのだと、もっと私たちが関わっていく方法を、まず仙台市は積極的にやっていただきたい」
11日に設立されたのは、大学教授や建築士らでつくる「青葉山複合施設を考える市民の会」です。
設立総会には40人ほどが参加し、意見を交わしました。
参加した市民「予算ははるかにオーバーしている。むしろ作品次第でもっと増えていく可能性があるのではないか」
参加した市民「私たちは決して反対運動をしているのではなく、市民とともにいかに将来的に市民が愛せるような施設を作っていけるかという話をしている」
市民の会は、「建設コストを押し上げているのは物価高ではなく、デザインが原因ではないか」、「仙台市の内陸部に震災関連の拠点を設ける理由や、音楽ホールと一緒にする理由がわからない」などと指摘しています。

青葉山複合施設を考える市民の会 高橋直子共同代表「まずいったん立ち止まって一緒に考えましょうと言いたいという会。金がかかり過ぎるのも問題だが、金をかけるからにはもっと丁寧に進める必要があるのではないかと」
音楽ホールなどの複合施設は、地下鉄国際センター駅北側に整備される予定で、建設費用は646億円と当初の3倍に膨れ上がっています。

市民の会は今後、仙台市に説明を求めるとともに、計画の見直しなどを求める署名を集め郡市長に提出することにしています。







