イノシシによる農作物への被害が問題となっている宮城県加美町で、地域住民らが手づくりして設置した箱わなで親子とみられるイノシシ6頭が捕獲され、猟友会によって駆除されました。

暗闇の中、姿を見せたのは、イノシシです。
これは、6日午前3時過ぎに箱わな近くに設置されたトレイルカメラが捉えた映像で、数頭のイノシシが箱わなの中を動く姿が確認できます。

イノシシが捕獲されたのは、宮城県加美町鹿原地区に設置されている箱わなです。中を覗いて見ると…親子とみられる体長1.2メートルのイノシシ1頭と体長50センチほどのウリ坊5頭の、合わせて6頭が箱わなに入っていました。

箱わなは、イノシシによる農作物被害を減らそうと、地元住民らが伐採した竹を使い手作りしたもので、6月20日に設置されました。
この箱わなでイノシシが捕獲されたのは、初めてです。

鹿原地区コミュニティ推進協議会・早坂 安美・会長:
「一網打尽できるような竹わなで捕獲できたことは地域にとっては大変いいこと」

イノシシは、6日午前6時ごろ、近くの住民が箱わなに入っているのを確認し、その後、地元の猟友会によって駆除されました。加美町では2025年、イノシシによる農作物被害が1200万円を超えていて、対策が課題となっています。