2023年、宮城県名取市内の中学校で3年生の男子生徒が自殺を図り、その後死亡した問題で、いじめの有無を調べていた第三者委員会は、いじめがあったと認定しました。
名取市役所では、いじめ防止対策調査委員会の鎌田健司委員長から名取市教育委員会に対し、調査報告の答申書が手渡されました。
この問題は、2023年12月、名取市内の中学校で3年生の男子生徒が校舎3階から飛び降りる自殺を図り、その後、死亡したものです。
第三者委員会は、当時の在校生16人や教職員10人などに話を聞き、いじめがあったかどうかを調査していました。その結果、死亡との因果関係は明らかになりませんでしたが、複数の生徒から「いじめ」があったと認定しました。
名取市いじめ防止対策調査委員会・鎌田健司・委員長:
「対象生徒の人格を否定するような誹謗中傷という言葉を発した事実、対象生徒の机が汚いといった侮辱的差別的な遊びを行っていた事実、対象生徒に疎外感を感じさせた事実、3点をいじめと認定しました」
答申書では、学校側も「いじめ」を把握していたものの、対応が不十分だったことや、男子生徒の発達障害に対しての理解が不足していたとしています。
名取市教委では真摯に受け止めた上で、今後の再発防止にいかしたいと話しています。







