路線価は相続税や贈与税を算定する際に目安となる土地の価格です。

調査の結果、宮城県内の路線価は平均で3.3%上がり、14年連続で上昇しました。

上昇率は全国で9番目の高さですが、2025年と比べると上昇率が1.1ポイント低下しています。

西山総合鑑定所・西山敦 不動産鑑定士
「住宅の建築費もさらに上がっている。そうなると土地価格が圧迫される形で、上昇はしているが上昇率は縮小している」

宮城県内で最も路線価が高かったのは70年連続で仙台市青葉区中央1丁目の旧さくら野百貨店前の青葉通りで1㎡あたり374万円でした。

宮城県内10の税務署ごとの最高路線価で上昇したのは5地点で、最も上昇率が高かったのは、仙台市太白区あすと長町1丁目の「あすと長町大通り」で7.1%上昇し、45万円となっています。

西山総合鑑定所・西山敦 不動産鑑定士
「商業地需要とマンション需要が競合し、地下鉄など交通の利便性もよく、需要が高い地域」

一方で、下落率が最も高いのは気仙沼市田中前2丁目の市道「田中前港町線」で1.9%下落し5万1000円となりました。

西山総合鑑定所・西山敦 不動産鑑定士
「仙台圏が一番利便性が高いので人が集まる一方で、被災の沿岸部は復興事業が進みきれいになったが、人が戻ってこない。仙台圏も上昇率がだんだん縮小しているので、右肩上がりがずっと続くかは断定できない」

不動産鑑定士の西山さんは、宮城県内では今後も二極化が続くとみています。