仙台市の認可外保育所で、保育士が園児に下着姿のまま食事をさせるなどの不適切な行為があった問題。仙台市はその後の調査で、園児の頬をつねったり胸を小突いたりする不適切な行為が新たに確認されたとしてこの保育所を行政指導しました。
仙台市幼稚園・保育部 水谷修運営支援課長:
「今回対象の園以外も含め、未然に防止の取り組みの意識の向上に努めてほしい」

行政指導を受けたのは太白区の認可外保育所「チャイルドルームきいろいくまさん」です。
仙台市は去年10月に、不適切な保育があると匿名の情報提供を受け、その後、立ち入り調査し、防犯カメラの映像を分析してきました。

その結果、日常的に園児の服を脱がせて下着姿のまま食事をさせたりしたほか、園児の頬をつねったり、胸を小突いて尻もちをつかせるなどしていたことが新たに分かりました。また、着替えの際、逆さまにしたまま「たかいたかい」をするなど、合わせて6つの不適切な保育が確認されました。

これを受け、市は園に対し、今月18日までに改善計画書の提出と来月10日までに改善報告書の提出を指示しました。







