旧さくら野百貨店仙台店の跡地について、仙台市は再開発の支援に向け補助金の上限の緩和を検討していることを明らかにしました。

これは、仙台市が11日の市議会一般質問で自民党の猪又隆広議員の質問に答えたものです。

仙台市・高橋新悦・副市長:
「手元にいく補助金を多くすることが一番効き目があるので、そこを考えている」

JR仙台駅西口のさくら野百貨店仙台店は2017年2月に自己破産し営業を終了しました。その後、土地や建物の大半を所有した大手ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」の運営会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが複合施設の建設を検討していましたが、建築費の高騰などから断念しました。

解体工事は2025年10月から始まっていますが、跡地の活用方法は未定です。仙台市中心街の再開発支援工事費などへの補助は現在は総事業費の25%が上限ですが、緩和を検討しているということです仙台市は再開発を断念したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを含め、地権者と跡地の今後の活用方法を協議していくとしています。







