新車が導入されるのは、約80年ぶりです。JR仙石線の新型車両の営業運転が、1日から始まり、仙台市内の駅では、1日朝にセレモニーが行われ、新しい車両のデビューを祝いました。

営業運転が始まったのは、あおば通駅と石巻駅を結ぶ仙石線の新型車両、E131系です。従来の205系の老朽化に伴い導入されました。

新型車両の車内には、停車駅を表示するディスプレイが新たに設置されました。
また、座席の幅が広がり、以前よりもゆったり座れます。

乗客:
「友達の家に泊めてもらって朝いちで来た。ずっと愛される事故のない電車になってほしい」

乗客:
「(E131系の)試運転2回ぐらい見たから、仙石線の営業運転見たいなって、楽しい気持ちかな」

JR東日本東北本部鉄道事業部 大東誠マネージャー:
「これがわが町の鉄道と思ってもらえるような車両にしていけたら」

あおば通駅では記念のセレモニーが行われ、新型車両の営業運転開始を祝いました。

JR東日本によりますと、仙石線には首都圏で使われていた車両を使用することが多く新車が導入されるのは約80年ぶりです。
1日は、3編成を新型車両に置き換えて運行し、2025年度末までに、仙石線の全ての車両が、従来のものからE131系に入れ替わる予定です。







