11月24日週の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり162円70銭で、11月17日の週よりも1円80銭値下がりしました。値下がりは、国の補助金によるもので宮城県内での価格は2025年で最も安くなりました。

仙台市内のガソリンスタンドでは、ドライバーから値下がりを歓迎する声が聞かれました。

ドライバー:
「安いスタンドを目にしたら、ちょこちょこ入れるようにしている。(今後は)非常に期待できる生活も楽になるのかなと」

ドライバー:
「都心でも1リットルレギュラー165円とか160円台が普通になればいい。ガソリンが安くなるならレンタカー使う機会が増えると思う」

このガソリンスタンドでは、11月に入り10円ほど値下げしているということです。石油情報センターによりますと、11月25日現在の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり162円70銭で、11月17日の週よりも1円80銭安くなりました。

値下がりは3週連続です。石油情報センターは原油価格が横ばいの一方、補助金の段階的な引き上げが価格に転嫁されていると分析しています。2025年の宮城県内のガソリン価格は1月20日に185.1円と最も高くなりました。

暫定税率の廃止に向け、11月13日から補助金が段階的に引き上げられていて、11月24日の週は2025年に入って最も安くなりました。

補助金は12月11日にさらに引き上げられるため石油情報センターは、年末にかけてさらに値下がりすると予想しています。