1300年ぶりに地球に接近している「レモン彗星」の観察会が10月23日夜、南三陸町で開かれ参加者が天体ショーを楽しみました。

写真提供:小林 裕さん【10月23日18時頃南三陸ホテル観洋屋上で撮影】

宮城県南三陸町のホテル屋上で10月23日夜開かれた観察会には、宿泊客や地域住民らが参加しました。

レモン彗星は2025年1月にアメリカ・アリゾナ州にあるレモン山天文台で発見されその名がつけられました。地球に近づくのは約1300年ぶりとされています。

10月23日夜は肉眼で見ることが難しく、参加者は天体望遠鏡が捉えたレモン彗星をモニター画面に映し出して観察していました。

参加した人:
「(レモン彗星は)よく見ると緑色かなぁ~。」

参加した人:
「1300年に一度を見られたので、すごくラッキーでした」


次に地球に接近するのは1000年以上先だというレモン彗星。
仙台市天文台によりますと、宮城県内では10月末までが見ごろで午後6時頃に西の低い空で観察できるということです。
参加した人たちは貴重な機会を楽しんでいました。







