毎年10月の「食品ロス削減月間」に合わせ、自宅で余った食品を必要な人たちに提供する「フードドライブ」の取り組みが10月23日から宮城県庁で始まりました。

大友惇之介・記者:
「県庁1階の正面玄関です。入ってすぐのところにはフードドライブの回収ボックスがきょうから設置されています」

フードドライブは自宅で余っている食品を回収し、必要な人たちに提供する取り組みで宮城県庁では10月の「食品ロス削減月間」に合わせ毎年、開かれています。

寄付できるのは賞味期限が1か月以上の常温保存ができるレトルト食品や缶詰、カップ麺などで23日は、訪れた人たちが食品や飲料をボックスに入れていました。

寄付した人(仙台の建設会社の方):
「熱中症対策のスポーツドリンクなどを寄付した。余ったものだったので、できるだけロスを少なくしようと」

宮城県循環型社会推進課・三浦敬 課長:
「あなたの家のもったいないをありがとうに変える命の懸け橋になる取り組み、ぜひ持ってきていただきたい」

この「みやぎフードドライブ」は宮城県庁1階ロビーで10月24日まで開かれ、提供された食品はNPO法人を通じて宮城県内の子ども食堂や生活困窮者に送られます。