自慢の醤油と味噌が海を渡ります。
宮城県涌谷町の醸造会社の商品が販路拡大のためドイツに出荷されることになりました。

ドイツに醤油と味噌を出荷するのは宮城県涌谷町にある川敬醸造です。
9月26日は出発式が行われ、川名醸治社長がドイツの輸入業者に醤油と味噌を手渡しました。

1909年創業の川敬醸造はまろやかな口当たりの醤油と宮城県内産大豆を使ったうま味の強い味噌を製造していて全国醤油品評会では最高賞の農林水産大臣賞も受賞しています。

日本の商品を扱うドイツの輸入業者が高品質の醤油と味噌を広めたいと提案し出荷が決まりました。

川敬醸造・川名醸治 社長:
「国内の需要は毎年右肩下がり。ドイツではまだ味噌は普及半ばなのでこれからの可能性が大きく膨らむ」

川敬醸造は200ml入りの醤油12本と、300グラム入りの仙台味噌2種類を10パックずつ出荷します。ドイツではSNSを活用してネット販売するほか、スーパーマーケットに売り込むということです。