仙台市によりますと、若林区内の市立小学校で3月10日に児童4人がおう吐や下痢の症状を訴えました。その後、この小学校では14日までに合わせて児童59人が同様の症状を訴えたということです。入院した児童や重症の児童はいません。

市は感染性胃腸炎に集団感染した疑いがあるとみて調査し今後検便なども行う予定です。この小学校では現在、学級閉鎖や学年閉鎖の措置が取られています。今シーズン、仙台市の保育施設や小学校などで発生した感染性胃腸炎の集団感染が疑われる事例はこれで29件となりました。市は、手洗いなどの感染対策の徹底や食品の加熱調理を呼びかけています。