3月23日にラストランを迎える漫画家・石ノ森章太郎さんの作品をラッピングしたJR仙石線の列車「マンガッタンライナー」を背景に、プロのカメラマンが撮影した写真の展示会が、宮城県の石巻駅で開かれています。

「サイボーグ009」と同じポーズをとる男性に、ロボコンが描かれた列車の窓から顔を出す人も。JR石巻駅で開かれている写真展には、地元の鉄道写真家、武川健太さんが、「マンガッタンライナー」と思い入れのある人たちを撮影した作品30点が紹介されています。マンガッタンライナーは、2003年に運行を開始しましたが初代の車両が老朽化したため、23日で引退します。

石巻市の鉄道写真家 武川健太さん：
「22年間走り続けた交通手段ではあるが、交通手段にとどまらない石巻の誇り、象徴する形だったということをあらためて感じてもらいたい」

写真展「みんなのマンガッタンライナー」は、3月31日まで、JR石巻駅のほか、石ノ森萬画館でも開かれています。