5月26日、静岡県牧之原市内の小学生が地元・静岡空港から旅客機に乗り、空の旅を楽しみました。仲間といっしょに雲の上から見る絶景。忘れられない思い出になったようです。
<児童>「やばい!すげぇ!」
子どもたちの目の前には、大きな白い飛行機。この日のために用意されたFDAのチャーター機です。
旅客機に乗り込むのは、空港の地元・牧之原市にある相良小学校の6年生。FDAフジドリームエアラインズが企画する「富士山周遊フライト」に参加します。新型コロナの影響で学校行事の見直しが続く中、子どもたちに楽しい思い出を作ってもらおうと、搭乗を決めました。
静岡県内上空をおよそ1時間フライトする空の旅です。FDAでは県内の学校向けにコロナ禍での遠足や修学旅行などの代わりとして利用を呼びかけています。
<児童>
「雲が綿あめに見えておいしそう。町を見たらおもちゃの世界みたいですごくきれいだった」
「町とか見えてきれいです。自分の町がもっと好きになりました」
富士山の上空およそ5000m。通常のフライトの半分ほどの高さから雄大な姿を楽しむことができます。
<児童>
「すごく絶景です。飛行機乗るの初めてなので、まさかここまで行けるとは思いませんでした」
そして、飛行機が向かったのは…相良小学校の上空を飛ぶという機長からのサプライズでした。
<児童>
「コロナが流行する前よりも行事をやらなくなったので、こうやってみんなで行動できてすごく嬉しかった」
<相良小学校 杉山哲也教頭>
「コロナが続いて、6年生はいろんなことを我慢している状況。牧之原市がより好きになったという子どももいて本当によかった」
仲間と一緒に空から楽しんだ静岡の旅は、子どもたちにとって忘れられない思い出になったようです。