発生から3日ようやく復旧の見込みです。菊川市で先週金曜日に起きた大規模な断水は、壊れた水道管の工事がようやく終わり、徐々に改善へと向かっています。なぜ、ここまでの騒ぎとなったのか。原因となった水道管は、埋められてからちょうど半世紀が経っていました。

 5月23日朝の菊川市役所です。この日も水を求めて並ぶ人の姿がありました。
<給水に来た市民>「(水の)色が良くないのと、すぐ止まる。1日でも、1時間でも早く回復できるようにお願いしたい」
 この断水騒ぎが起きたのは、先週金曜日のことでした。
<住民>「(いつもならもっと出る?)この倍ぐらい出る」
 菊川市内で断水や水圧の低下などが相次いだのです。影響を受けたのはこのエリア。六郷、河城など、5地区のおよそ6700世帯にも及びました。市には住民からの問い合わせが殺到しました。ようやく原因が分かったのは、22日の夕方のこと。
<掘削調査の様子>「ここだ、ここ」
 「水路の水の量が変わった」という情報があり、調べたところ、菊川市西方で水道管が破損しているのが見つかりました。壊れた水道管は30cmほどずれ、割れた部分からは水が漏れていました。市によると、この水道管を埋めたのはちょうど50年前。上を走る道路は特に大型車の交通量が多く、経年劣化などで水道管が耐えられなくなったとみています。壊れた水道管はすぐに取り換えられました。
<菊川市 長谷川寛彦市長>「水が無い生活で市民に多大なご迷惑をかけたことが申し訳ない。うまくいけば、きょう中に本格復旧になればと願っている」
 23日午後からは各地区への配水ルートを元に戻す作業が始まり、市の職員が濁りなどを確認していきました。
<菊川市 水道課 渡邊太吾さん>「(市民の)みなさまが安心して使える水になってきたかどうか時間をかけて確認していきたい」
 突然の断水から丸3日。騒ぎはようやく落ち着こうとしています。