プロ野球の新球団創設を目指し、静岡市は4月7日、参入の意向を示している「ハヤテグループ」と連携協定を結びました。早ければ2024年春からのプロ野球への参入を目指します。
静岡市は7日、「ハヤテグループ」で球団運営を担うハヤテ223(ふじさん)と地方創生の推進に向けた連携協定を結びました。
プロ野球には2024年シーズンからファーム(2軍)リーグに新たに2球団を加える構想があり、5月から公募が始まります。
東京都内で金融事業などを手掛ける「ハヤテグループ」は、静岡の気候や清水庵原球場(静岡市清水区)に魅力を感じ、静岡を“本拠地候補”と表明。静岡市も「ハヤテグループの『挑戦』を全面支援する」と賛同の意思を示していて、今回の連携協定もその一環です。
<静岡市 田辺信宏市長>
「球場の受け入れなど、ハード面ソフト面、ハヤテさんの要望を聞きながら自治体とタッグを組んでいる、しっかり連携している姿をNPB(日本野球機構)にも示したい」
<ハヤテ223 杉原行洋社長>
「スポーツに関わらず静岡の皆さんに貢献できるところから始めていきたい」
プロ野球は5月から新規参入を望む企業を公募し、「ハヤテグループ」は早ければ2024年春からの参入を目指し、準備を進めていくとしています。