3年ぶりに「緊急事態宣言」などのないゴールデンウィークを迎えました。静岡県内でも、行楽客や帰省客などが2021年と比べ、大幅に増えています。
午前10時ごろ、静岡駅のホームには大きな荷物を抱えた家族連れの姿がみられました。東海道新幹線は午前中、静岡駅で乗車率が100%となった列車がありました。
大井川鉄道では「きかんしゃトーマス号」の運行が始まりました。
<子どもの乗客>
「大きくて楽しそう。トーマスの車体番号1番のところが好き」
<袋井市から来た人>
「できるだけ県内でこのGWを楽しみたい」
<大阪から来た人>
「手指消毒としっかりとマスクをつける」
<中井秀カメラマン>
「トーマス号、多くの人に見送られ、新金谷駅を出発しました」
乗車定員を減らすなど、感染対策を徹底し、9月25日まで週末を中心に走ります。
伊東市の小室山公園では、5月5日まで「つつじ祭り」が開かれます。40種10万本のツツジが植えられ、山頂には展望回廊やカフェがあります。
<来園者>
「去年もおととしも(旅行に)行けなかったので、今年は久々にみんなで行こう決めて」
「2年ぶりにみんなと会って楽しい旅行です。長生きできます」
<小室山レストハウス 久保田誠司支配人>
「規制がなくなって、みなさん動く可能性が高いので、その分期待はこちらとしてはしています」
空の玄関口、静岡空港も29日が静岡発のピークでした。静岡県は28日から空港に新型コロナウイルスの無料検査場を設置しました。抗原検査でおよそ30分で結果がわかります。
<北海道へ帰省する人>
「飛行機に乗る前に自分が大丈夫かしっかりわかり、安心できる。利便性が高くていい」
<静岡県の担当者>
「帰省先、旅行先で、また自宅に戻って感染を広げないように会場を設けた」
空港での無料検査は飛行機の利用客と希望する静岡県民が対象で5月8日までです。