2021年度の静岡空港の搭乗者数は18万人で改善傾向にあるものの、新型コロナの影響を強く受ける結果となりました。
静岡県によりますと、静岡空港の2021年度の搭乗者数は18万8409人で、過去最低となった2020年度と比べ、プラス60.7%と増加に転じました。
搭乗者数が特に増えたのは、FDAの福岡線で2020年度からおよそ2万8000人の増加、また、2021年度から運航を始めた熊本線と新千歳線も好調に推移しました。
ただ、1年を通して国際線が全便欠航となるなど、依然として新型コロナの影響は色濃く、コロナ前の2019年度の73万人には遠く及ばない結果となりました。
静岡県は今後、ゴールデンウィークと夏に運航するANAの新千歳線、沖縄線の情報発信をするとともに、企業や経済団体に働きかけてビジネス需要を確保していくとしています。