ネットの投稿に対するコメントを読んでいると、ある傾向に気付きます。「それちゃうやろ」「せやな」「知らんけど」――。関西弁のコメントがあちこちに登場します。ほとんどのコメントが関西弁で埋め尽くされていることもあるほどです。
関西2府4県の人口は約2011万人。全国の16%ほどです(総務省人口推計)。それにしては、コメント欄の関西弁は多すぎるように見えます。関西の人が特別、書き込みに熱心なのでしょうか――。もちろん違います。書いている人の多くは関西出身ではありません。いわゆる「ニセ関西弁」で書き込んでいるのです。
なぜなのでしょうか。コメント欄の関西弁を直接数えた調査はありませんが、使い手の動機を知る手がかりになる研究があります。結果は、SNSで使われるニセ方言の8〜9割もが関西弁。しかも、使う理由の1位は、相手への優しさともいえるものでした。







