火曜日は「トレンド」今が旬のモノやコトをランキングで紹介します。今回はこちら。今しか食べられないおすすめ旬の春野菜ランキングです。新鮮な野菜の見分け方や調理のポイントもご紹介します。
今回訪れたのは、静岡市の駒形通商店街にあるカネタツです。店頭には、市場だけでなく農家から直接仕入れた新鮮な野菜が並びます。今回は野菜のことならおまかせ!野菜ソムリエの資格を持つ菅原純佳さんに伺いました。それでは参りましょう。今しか食べられない旬の春野菜ランキング、第3位はこちら、新玉ねぎです。非常に甘みが強く生でも食べられるのが特徴の新玉ねぎですが、スライスしたあとの処理にポイントがあります。
<カネタツ 菅原純佳さん>「水にさらす方が多いと思うが、そうすると玉ねぎの栄養素も水に溶けてしまうので、新玉ねぎをスライスして食べるときは、切ったものをキッチンペーパーに並べて空気にさらすと、辛みも時間とともに抜けていくので、その方が栄養たっぷりの玉ねぎを食べられる」
続いて第2位はこちら、アスパラガスです。
<カネタツ 菅原純佳さん>「国産のアスパラ、特に太いアスパラは今の時期しか食べられず、甘味がたっぷりでおいしい」
新鮮なアスパラの見分け方のポイントは、根本と穂先にあります。古くなったアスパラは穂先の部分が開き気味ですが、新鮮なものは穂先が締まっています。さらに、切り口が茶色くなく、乾燥していないものを選ぶと良いと言うことです。
<カネタツ 菅原純佳さん>「アスパラガスにはアスパラギン酸という成分が含れているので、疲労回復効果などにも役立つ栄養素がたっぷり入っています」
そして第1位は。
<カネタツ 菅原純佳さん>「第1位は新じゃがです。こちらは大きなジャガイモを収穫した時に一緒に採れる小さなジャガイモなので、(大きなジャガイモを)収穫している今の時期まさに旬の野菜」
<井手春希アナウンサー>「この大きさのジャガイモは、春にしか味わえないものなんですね」
春に収穫される新じゃがと一緒にとれるのがこの小さなジャガイモ。このサイズのものはまるごと食べられるため、調理の手間がかからないんですって。おすすめの調理方法は?
<カネタツ 菅原純佳さん>「本当にシンプルなんですけど、このまま素揚げです。塩をちょっとかける程度で、素材そのものの味を楽しんでもらいたい」
実際に新じゃがの素揚げを作ってみました。作り方は電子レンジで加熱した新じゃがを油で揚げるだけ。とっても簡単なんです。実際に食べてみると…。
<井手春希アナウンサー>「ホクホク、そして甘いですね。これはお子さんでも食べやすいと思いますし、大人の方はおつまみに良いかもしれません。お酒と一緒に食べるのもよさそうですね」
皆さんも旬の春野菜を食べて春を感じてみてはいかがでしょうか。