新茶シーズンの到来です。静岡市の静岡茶市場では4月18日,朝、初取引が行われ、最高値は1kgあたり196万8千円と過去最高を記録しました。
新茶の初取引を祝うセレモニーには関係者などおよそ400人が集まりました。最高値を付けたのは富士宮市で栽培され手もみで仕上げた「さえみどり」で1kgあたり196万8千円と過去最高を更新しました。2021年の最高値の108万円を大きく上回り、関係者によりますと県東部のJAが合併したご祝儀相場もあったということです。
<富士伊豆農業協同組合 鈴木正三組合長>「香りは本当に素晴らしいし、色は鮮やかだし、いうことないんじゃないかなと思います。今、お茶が低迷していると言われているんですけどね、生産者にとってこれがひとつの弾みになってくれれば」
新型コロナの影響で2021年は、人数を大きく制限していたため静岡茶市場には久しぶりに活気があふれました。