本格的な新茶シーズンを前に、菊川市のハウス茶園で新茶の初摘み会が開かれました。
菊川市のビニールハウスで行われた新茶の初摘みには、地元の手揉保存会や長谷川市長など約20人が参加しました。ハウス新茶は2月の寒さの影響で1週間ほど成長が遅れているということです。茶業の繁栄やコロナ終息の願いを込めて、鮮やかな緑に色づいた新茶の葉を丁寧に摘み取っていきました。
<菊川茶手揉保存会 宮城孝雄会長>「重油も電気も値上がりするだろうし、いろいろ厳しい状況が続くと思う。菊川はもともと深蒸し茶なので、しっかり深蒸しをやって前へ進みたい」
摘み取った新茶は、すぐに手揉み作業を行い、茶業の繁栄に貢献した先人たちの供養祭に献茶されます。