浜松市の特産品「三方原馬鈴薯」の共同販売が始まって70年を記念する式典が10月1日に開かれました。

<三方原馬鈴薯共販運営委員会 酒井一委員長>
「幾多の環境変化のなか、70年の歴史を歩み続けられたことは先人各位、生産者のみなさまのたゆまぬ努力、行政、卸売会社など関係各機関の格別なるご指導とご協力のたまもの」

「三方原馬鈴薯」は1953年に4つの農協による共同販売の体制からスタートし、10月1日は70年を記念した式典が執り行われました。

「三方原馬鈴薯」は2024年度、3月ごろの寒さが影響して、出荷数量は減少。しかし、需要の高まりから販売価格は1キロ当たり307円と過去最高を記録。11億円を上回る販売金額が報告されています。

大会では、栽培や販売の促進に長年携わってきた功労者8人の表彰や若手の生産者による弁論も行われました。