静岡県裾野市では秋の味覚のひとつ、クリの収穫が進み、生産者は選別などの作業に追われています。

170本の木が育てられている勝又俊博さんのクリ農園では、9月上旬から収穫が本格化し、24日は約30キロのクリが収穫されました。収穫されたクリはその後、選別が行われ、手作業で1つ1つ汚れを落とし、磨かれていきました。
2024年の夏は厳しい暑さが続いたことで害虫が少なかったことや比較的雨が少なかったことで、受粉がうまくいき、実がたくさんなったということです。

<山口農園 勝又俊博代表>
「(収穫量は)700キロから800キロくらいいくんじゃないかなと思います。塩を入れて茹でて、包丁で切って、スプーンで食べる。とにかく、いまのケーキとかは甘いですけど、素朴な甘みを味わってもらいたい」

収穫は10月上旬まで続く予定です。