JR東日本は27日、利用者が少ない路線の2024年度の収支を公表し、長野県関係では4路線8区間のうち7区間で2023年度よりも赤字幅が広がりました。

JR東日本のまとめによりますと、飯山線、大糸線、小海線、中央東線の4路線8区間について2024年度の収支を公表しました。

8区間で最も赤字額が多かったのは、小海線の小淵沢~小海間で14億2000万円、次いで飯山線の戸狩野沢温泉~津南間の9億4700万円、飯山線の豊野~飯山間で7億1800万円などとなっています。

2023年度と比べ赤字幅が広がったのは8区間中7区間で、最も多かったのが、小海線小淵沢~小海間の6900万円でした。

赤字幅が縮小したのは、大糸線の信濃大町~白馬間で2023年度と比べて8500万円減りました。

【2024年度収支・長野県関係一覧】
・飯山線 豊野~飯山     ー7億1800万円
     飯山~戸狩野沢温泉 ー3億2000万円
     戸狩野沢温泉~津南 ー9億4700万円

・大糸線 信濃大町~白馬   ー6億7300万円
     白馬~南小谷    ー3億7100万円

・小海線 小淵沢~小海    ー14億2000万円
     小海~中込     ー6億6900万円

・中央東線 辰野~塩尻    ー5億2200万円