熱戦が続く夏の高校野球岡山・香川大会の結果です。岡山大会の2回戦では、優勝候補の一角、倉敷工が敗れる波乱もありました。
■岡山大会 岡山工-倉敷工
春夏連続の甲子園出場を目指す倉敷工。2回戦の相手は岡山工です。同点で迎えた8回表、倉敷工の攻撃。2アウトランナー2塁でここまで好投していた岡山工エース人見から7番増田がライトオーバーに運び、勝ち越しに成功します。
後がない岡山工業は9回裏。満塁で迎えた一打サヨナラのチャンス。ここで1番黒岩がセンターに犠牲フライを放ち、土壇場で同点に追いつきます。
両者一歩も譲らず、延長戦にもつれ込んだ試合は12回裏、岡山工業がサヨナラタイムリーを放ち7対6で勝利。倉敷工業は2回戦で涙を飲みました。
■香川大会 四学大香川西ー高松
香川大会2回戦では香川西と高松が対戦。2点を追う高松は3回表、ランナー2・3塁で3番金川が左中間を深々と破る走者一掃のタイムリーツーベース。さらに4番平松の連続タイムリーで3対2と逆転に成功します。
しかしその裏、香川西はランナーを1塁に置いて、5番吉澤がフェンス直撃のタイムリーツーベース。4回裏にも1点を追加し再び逆転します。
さらに8回、香川西の打線が爆発します。連続安打で一挙に5点を追加。3対9で伝統校高松を破り、3回戦進出を決めました。
(四学大香川西 水澤大翔 主将)
「途中まで接戦でゼロが続いてたんですけど、最終的に点を取って最終回にチームも粘り強くランナーを出しても守れたので、まず勝ててよかったです」
7月13日のそのほかの試合の結果です。
■岡山県大会
▽倉敷マスカットスタジアム
玉島商 10-0 倉敷南 (継続試合2回裏から再開・5回コールド)
津山商 8-1 津山高専(8回コールド)
玉野光南 7-3 芳泉
岡山東商 8-1 古城池 (7回コールド)
▽倉敷市営球場
岡山南 4-1 就実 (継続試合8回表から再開)
倉敷 2-1 高梁日新
西大寺 8-3 津山工
▽エイコンスタジアム
玉野商工 5-0 朝日
岡山工 7-6 倉敷工
■香川県大会
高松西 11-0 高松東(5回コールド)