香川用水への供給量を50%カットする第3次取水制限が2日から始まっています。そんな中、台風の影響などで高知県で雨が降り、早明浦ダムに恵みの雨をもたらしています。

湖面に落ちる雨粒、四国の水がめ早明浦ダムです。去年から雨が少ない状況が続き貯水率が低下する中、久しぶりに早明浦ダム周辺でまとまった雨が降りました。

(早明浦ダム・高知分水管理所冨行穂所長)
「恵みの雨が降ってきたなと感じています。もうちょっと雨が降って貯水率が回復することを期待しています」

台風の影響もあって、早明浦ダム周辺では2日午後から雨が降り出したといいます。とはいっても、きょう(4日)の貯水率は29.8%。まだ渇水解消には程遠い数字です。

(リポート)
「渇水の象徴となっている旧大川村役場も雨にうたれて濡れている状態です。ただ、3階の上半分が部分が出ている状況で、どんどん水が減っているようにも見えます。」

降り始めから2日間で早明浦ダム上流では約80.2ミリの雨が降りました。ただ、貯水量を回復するには雨の量は十分ではなく、2日から始まった第3次取水制限が続いています。

高松市もきょう(4日)は小雨がパラつく天気となりましたが、人々が気になるのは早明浦ダムへの雨です。

「水は欲しいですよね。高知の早明浦あたり。貯まらないと困りますからね。」

「台風はいやだけど雨が降ってほっとしてます。」

気象台は四国では台風の接近により局地的に非常に激しい雨が降ると予想しています。ただ、この台風で渇水が解消されるか先行きは不透明です。

(早明浦ダム・高知分水管理所冨行穂所長)
「貯水率がどこまで回復するかは予想することは難しい状況です。現状においては節水に気をつけてご協力いただきたい。まあもう少し雨がふってくれればと」

早明浦ダムに降る恵みの雨。さらに台風がもたらす雨にまで期待してしまう、渇水の夏です。