7月1日から始まった、岡山デスティネーションキャンペーンに合わせた試みです。JR津山駅で、列車の接近を知らせるメロディが新しくなりました。採用されたのは、岡山県津山市出身の稲葉浩志さんがボーカルを務めるロックバンド・B′zのあの曲です。


オルゴールの音色で奏でられるのは、人気ロックバンド・B′zの「Easy Come,Easy Go!」です。

バンドのボーカルで、津山市出身の稲葉浩志さんが「故郷の思い出をつづった曲」ともいわれています。キャンペーンで訪れた人々に、津山をより強く印象づけようと企画されました。


変更されたメロディを録音しようと、遠方から駆け付けたファンの姿も。

(ファン)
「一度来たかった津山が、B'zの曲に変わるということで、居てもたっても居られず…」


さらに老舗和菓子店の社長で、津山市観光協会の副会長を務める、稲葉浩志さんの兄は…。

(津山市観光協会 稲葉伸次 副会長)
「この曲を聞いて『津山に来たんだな』という実感を、感じていただければと思います」
(記者)
「お兄さんとして嬉しいものなんでしょうか?」

(津山市観光協会 稲葉伸次 副会長)
「不思議な気持ちです」

B'zの列車接近メロディは、キャンペーンが終了した後も継続して使われるということです。