岡山と広島の県知事会議が岡山県井原市で開かれ、両県を結ぶJR芸備線の存続などについて意見を交わしました。

井原市の平櫛田中美術館で開かれた「岡山・広島両県知事会議」は、2010年度から持ち回りで開催されています。

今回はJR西日本が「再構築協議会」の設置を国に要請した、芸備線の一部区間をめぐる存廃の問題について、「鉄道ネットワークの方向性や持続可能性を国の責任において示してもらうことを連携して要請したい」という意見などを確認しました。

(湯﨑英彦広島県知事)「協議会の主旨であるとか、協議会で連携すべき内容をふまえて連携して、両県の対応を協議していければなと思っています」

(伊原木隆太岡山県知事)「両県で連携し、芸備線をはじめとする地方の鉄道ネットワークの維持に向けて取り組んでまいりたいと思います」

会議ではこのほか、高規格道路「倉敷福山道路」の整備促進などについても話し合われました。