岡山県内の消防本部から選抜された消防士約200人が参加する「消防救助技術岡山県大会」が開催されました。

はしごやロープを使った消防救助技術を競い合います。

設定された目標を目指し、ロープを勢いよく渡る消防士たち。命を守るための救助技術を高め合うことなどを目的に行われた大会には、岡山県内14の消防本部の消防士約200人が参加しました。

豪雨や火災など救助現場で基本となる7種目で競われた大会、迫力ある隊員の姿を一目見ようと会場には約500人が訪れました。

(見学に訪れた人)
「ふだんから厳しい環境の中で頑張っているというのが、すごく伝わってきてすごいなと思いました」

このうち、高所にいる人を救助するため、ロープのみで15mを登る種目では、10秒66で登り切ったペアが、正確かつ迅速な救助も評価され1位に輝きました。

(1位になった隊員)
「なかなか1位取れなかったので、1位が取れて嬉しいです。」
「今日も朝早く起きて訓練をしてきたので、その成果を出せたと思います」

西日本豪雨で、友人が倉敷市真備町で被災したことをきっかけに消防士を志した20歳の女性隊員の姿もありました。市民の力になりたいという強い気持ちはだれにも負けていません。

(笠岡地区消防組合 石原舞子消防士)
「まず自分が一番強くないといけないと思うので、厳しい訓練ができたことに感謝しています。自分を強くできたというか」

各消防本部が集まり、緊張感の中で訓練を披露する場は、隊員たちにとって大きな励みになったようです。

(出場した隊員)
「ミスがあったんですけれども、その中で全員でカバーして最後まで通しきれたというのは、すごく収穫があったなと。今日はライバルだったんですけど、次は中国大会にも一緒に岡山県として戦っていこうかなという気持ちです」

岡山県代表に選ばれた隊員85人は、7月に広島で行われる中国大会に出場します。