来年のパリ五輪の追加種目にもなっているブレイクダンス=ブレイキンです。そのブレイキンを教材にした授業が、岡山市内の小学校で行われました。

岡山大学教育学部附属小学校では先月(9月)から5年生を対象に、国内で活躍するブレイクダンサーを招いたダンスの授業を行っています。

子どもの実践だけでなく教員にとっても指導が難しいとされるダンスの「即興表現」。オリジナル性が高いブレイクダンスを教材にすることで、自由な動きの引き出し方や指導法を研究するのが目的です。


子どもたちはプロに教わった基本動作を取り入れながら、グループごとにオリジナルのダンスバトルを行っていきました。

(5年生)「最初はブレイクダンスは難しいと思っていたけど、やってみると楽しいしか思い浮かばない」

「オリジナリティを皆が出せているところを見て、いい経験ができたなと」

(岡山大学教育学部附属小学校 松本拓也教諭)「ブレイクダンスのバトルという形式・活動様式が即興を導きやすいということろに注目した。つくって踊るということを生み出すきっかけになる教材になればいい」

小学校は、次回の授業では「トーナメント形式のダンスバトル大会」を行うということです。