きょう(15日)からJ2ファジアーノ岡山の練習に参加している、元日本代表MFで6月にセレッソ大阪を退団した乾貴士選手(34)が、練習後「サッカーを辞めようという思いもあった」と、今の心境を語りました。
髪を黒に染め、ファジアーノの練習着で参加する乾貴士選手

■2か月ぶりの“チーム練習” 髪も黒に染め直し

乾選手は15日午前10時、背番号のないJ2ファジアーノ岡山の練習着姿で、岡山市の練習場に姿を現れました。ファジアーノ岡山からの要望で、髪を金色から黒に染め直したといいます。
親交のある木山監督も見守る
ミニゲームなど、2か月ぶりの “チーム練習” 
親交のある木山隆之監督が見守る中、時折笑顔も見せながら、チームの選手とウォーミングアップをしたあと、試合形式のミニゲームなどで汗を流しました。


■木山監督「乾選手の練習参加はチームにとって刺激になる」

練習後、ファジアーノ岡山の木山隆之監督が、乾選手について語りました。

トレーニング場所がないならぜひ我々と練習を、と声をかけた
(ファジアーノ岡山 木山隆之 監督)
「トレーニングできる場所がないなら、ぜひ我々のチームに来て練習したらどうかと声をかけた。」
「乾選手は、ファジアーノ岡山の刺激になる」
「我々のチームにも刺激になりますし、彼も次のステップに向けてしっかり体を動かす、そういった時間になったと思います。W杯でもゴールを決めている選手のプレーやそこに対する意欲だとか・・・特に若い選手が見て、実際にプレーを一緒にしてみて感じられれば、自分たちのためになると思う。」
「ファジアーノに来てくれ」という声もあるが・・・..
(記者)
「サポーターからは『ファジアーノに来てくれたら』との声もあるが」
(ファジアーノ岡山 木山隆之 監督)
「まぁ将来は誰も分からない・・・どうなるか分からないですけど、まずはしっかりトレーニングしてくれればそれでいいと思います」

■6試合の出場停止処分 6月9日にセレッソを退団

乾選手は横浜F・マリノスに入団後、2008年からセレッソ大阪に期限付きで移籍。その後はドイツ2部リーグ・スペイン1部リーグなどで活躍したのち、昨年セレッソ大阪に復帰していました。

しかし、今年4月5日の柏戦の後半途中で交代を命じられた際にサポーターの前で暴言を吐くなど、チームの規律・秩序を乱す行為があったとして、クラブから6試合の出場停止処分を受け、処分が解けた後も練習に参加せず、6月9日付で契約が解除されていました。