国際的に貢献したボランティア活動などを発表する会が岡山市北区で行われました。今年はウクライナの避難民支援をテーマに開かれました。

(岡山学芸館高校 ジグノフ・イェホールさん(首都・キーウから避難))「生徒はみんな親切だと思います。なにか分からなかったら教えてくれます。だから日本の高校生活は楽しいです」


昨年、ウクライナの首都キーウから避難してきた18歳のジグノフ・イェホールさんが、日本での高校生活などについて報告しました。

国際貢献活動事例発表会は、岡山県での国際的な支援活動を増やそうと毎年、行われています。


今年のテーマは「ウクライナ避難民支援」で、高校生らが募金活動の事例などを発表しました。


会の最後には、倉敷市に住むウクライナ人女性が、県内で行われている支援活動に感謝を述べた後、ウクライナを忘れないでと語りました。

(リリヤ・バビィさん(倉敷市在住のウクライナ人))「やっぱり平和なところで暮らしている、安全なところで暮らしている、みんなすごく嬉しくて安心しています」

(リリヤ・バビィさん)「一番大事なことは、ウクライナのことを忘れないこと…」

ロシアによる侵攻が始まって、きょう(2023年8月16日)で539日、参加者らはあらためて平和への思いを新たにしていました。