岡山県笠岡市の笠岡地区消防組合は、昨年救急車の現場への到着が遅れた事案が2件あったことを明らかにしました。搬送された女性2人はいずれも死亡したということです。

笠岡地区消防組合によりますと、1件は昨年2月5日、心肺停止状態の70代の女性の救助要請を受け出動しようとした際、救急車の盗難防止装置が作動していてエンジンがかからず、出動が約6分遅れたということです。
またもう1件は昨年12月17日、心肺停止状態の40代女性を救助する際、通報を受けた職員が住所を十分に確認せず、救急隊を間違った場所に出動させたことで、到着が約10分遅れたということです。
搬送された女性2人はいずれも死亡したということで、消防組合は遺族に謝罪しましたが、遺族の意向を受けてこれらの事実を公表していなかったということです。

笠岡地区消防組合は「救急車は命を救うための重要な役割を果たしており、現場到着の遅れはあってはならないこと。今後職員に対して一層の指導を図り、信頼回復に努めてまいりたいと考えております。このたびは誠に申し訳ございませんでした」とコメントしています。










