岡山県倉敷市出身の高橋大輔選手が、きょう(2日)引退会見に臨みました。高橋選手は2010年、バンクーバー五輪で男子フィギュア日本人初の銅メダルを獲得、現在はアイスダンスの選手として活躍し、スケート界をけん引してきました。
地元からは引退を惜しむ声も多く聞かれました。
(街の人)
「とっても残念です。倉敷の方だし、応援してましたので」
「日本を代表するスケーターですので、パイオニアであってレジェンドかなと思いますね」
「頑張ってたのに引退は残念です。もう少し続けてほしかった」

<会見>
(高橋大輔選手)
「村元哉中、高橋大輔は、今シーズンを持って競技界から引退することを決断致しました。引退する一つの大きな要因は、僕自身の右ひざが限界を感じたということで、成長という部分ではやっていけないな思ってしまったので、村元さんに(今年2月の)四大陸選手権のあとにお伝えして」

「競技レベルで体がついていかない」と現役引退を決めた高橋選手。倉敷市に生まれ、スケートを始めたのは7歳のとき。約30年に渡り一筋に向き合ってきたスケート人生です。ここ地元岡山で礎を築き、世界に名を馳せるスケーターへと登り詰めました。

(高橋大輔選手)
「オリンピックが夢だったので4年後は行きたいです」

五輪の舞台に3度立ち、2010年のバンクーバー五輪では男子フィギュア日本人初となる銅メダルを獲得、岡山の街に高橋フィーバーも巻き起こしました。
(高橋大輔選手)「僕自身、引退することを決断致しまして」

2014年に現役を一度引退したものの、その4年後に復帰。2020年からはアイスダンスに転向し、村元哉中選手との”かなだい”ペアで異例の挑戦を続けてきました。今年3月の世界選手権では日本勢最高に並ぶ11位に。その世界選手権の直前、高橋選手はRSKの取材にスケートへの思いを語りました。
(高橋大輔選手)「スケートが好きでずっとやっていたわけではなく、いろんな環境の中でスケートが導いてくれた。スケートが自分に自信を持たせてくれたとすごく感じて、だから一生しがみついてやろうかと思って」

そのスケートを小中学生時代に教えた恩師は…
(小中学生時代の恩師 佐々木美行さん)「たくさんの感動を届けてもらいましたし、たくさん勇気と元気をもらうことができたし、まだまだ挑戦したいこといっぱい持って、スケート界をけん引していくことに貢献するに違いないと期待して、応援したいと思っています」

引退後については…
(高橋大輔選手)「かなだいカップルとして、まだまだパフォーマンスやっていきたいと思いますし、個人として高橋大輔としてパフォーマンスをしていきたいとも思っているので、僕自身は競技復帰の時からスケートを軸にエンターテインメントに携わっていきたい気持ちは変わらないので」

岡山から世界へ。フィギュア界のレジェンドとしてその名を轟かせた高橋大輔選手。競技生活は区切りですが、新たなスケート人生がここから始まります。










