統一地方選挙の前半戦、香川県議会議員選挙で、きょう(9日)1人の有権者に2枚の投票表紙を交付するミスがありました。2つの投票とも有効になるということです。

ミスがあったのは香川県議会議員選挙の綾歌郡選挙区(定数1に立候補2)の綾川町第3投票区投票所です。
綾川町選挙管理委員会によりますと、午前8時10分ごろ、期日前投票を済ませている有権者に、誤って投票用紙を交付し、投票させたということです。
期日前投票を済ませた人に対しては、投票日当日に投票所を訪れても、入場券のバーコードをチェックした段階で「投票できない」という注意喚起のメッセージが出るようになっていますが、今回は受付の職員が、適切な対応を取らず、そのまま入場させてしまったということです。
午前8時半ごろ、選挙人名簿で当日受け付けた人数と投票用紙の交付数があわなくなり発覚しました。
2回投票した有権者は特定しているということですが、投票した用紙はわからないため、期日前と投票日当日の投票用紙とも有効になるということです。

綾川町選挙管理委員会は、再発防止のため指導を徹底するとしています。