荷台をキャンバスに変えて走る美術館です。岡山市の物流会社が障害者アーティストによる「アートラッピングトラック」を制作し、完成披露会を開きました。

岡山市の障害者支援団体「ありがとうファーム」のアーティストによる作品が、岡山市の物流会社のトラックに描かれました。障害者支援を通して共生社会を実現したいとの思いから、アーティストと契約を結びました。

トラックが走る限り、ライセンス料がアーティストらに支払われるといい、作品を描いたアーティストもきょう(31日)の式典に参加しました。

(ありがとうファームアーティスト しゃけ。さん) 「感動しました。びっくりしましたし、これが走るんだというワクワク感がありました」

(ありがとうファームアーティスト カイトさん)「自分もトラックが好き。目にすると、じっと、見たりもするので楽しみです。

(シーアール物流 大久保泰造 社長)「健常者の方と生活をすることが当たり前になるということが私たちの夢なので、少しでも貢献できる、近づけることがうれしかった」

このアートトラックは、明日(4月1日)から運行が開始され今後も台数を増やしていきたいということです。