新型コロナで奮闘してきた医療従事者の待遇改善を求め、香川民医連労働組合が約20年ぶりとなるストライキを行いました。
(医療従事者)「現場は少ない人数で業務を回していますが、そろそろ我慢も限界です」
ストライキを行ったのは、高松平和病院などの医療従事者で作る香川民医連労働組合です。春闘では、大手企業のベースアップなど賃上げの機運が高まっていますが、組合の労使交渉では、年度末一時金とベースアップを求めた第1次団体交渉が決裂しています。
(香川民医連労働組合 花谷忍書記長)「物価高騰も全部踏まえてアピールをしなければ、今後コロナが5類に移行した後にさらなる混乱が生まれると思っています」
病院側の努力だけでは難しいとして組合では、香川県や高松市にも医療従事者の処遇改善を陳情しています。