20世紀に活躍した西洋美術の巨匠らによる版画を集めた作品展が、高松市美術館で開かれています。
晩年の作品とはイメージが違う、若いころのピカソが手がけた版画です。
高松市美術館には、20世紀に活躍した画家による版画・270点余りが展示されています。印刷技術が発達していく中で、「マグリット」や「ダリ」ら西洋美術の巨匠も、様々な表現方法を試すために版画を手がけました。
「叫び」を描いたムンクが初期に手がけた自画像です。暗闇に浮かぶ顔の下に描かれた骨となった腕が、晩年の作品をイメージさせます。
「版画でたどる20世紀西洋美術展」は、3月21日まで開かれています。