国際交流の振興を目的に、「岡山ロータリークラブ」が県内の留学生に贈っている「国際交流奨励賞」の贈呈式が、きのう(8日)開かれました。

この賞は、岡山ロータリークラブが1984年から学術・文化の研究で成果を上げた留学生に贈っていて、今年は5人が受賞しました。

このうち中国出身のピャオティンヤンさんが岡山大学大学院で取り組む、「口の中の歯肉にできるガンについての研究」は、発生のメカニズム解明につながり得るとして評価されました。

(岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 ピャオ ティンヤンさん)「卒業できたら、大学とか研究室に入って、日本で研究を続けたい」

(岡山ローターリークラブ 井上信二会長)「学術のために、お役に立てるように使っていただきたい」

受賞者による、研究内容の発表も行われました。留学生の支援を通して国際交流をさらに促していこうというこの賞の受賞者は、今年でのべ201人になりました。