草とは思えないほど太い茎もあり草刈りがしんどい…

(東洋産業 大野竜徳さん)
「さらにこの時期、大きな株は草とは思えないほど太い茎になっているので、ちょっと草抜き…という感じではありませんので、いまから草刈りとなると、だいぶ気合を入れないとしんどいかもしれませんね。

小さいうちなら、ちょっと大きな雑草。

しかし放っておくと、あっという間に『なんだこの木?』というサイズになり、草刈りも一苦労です。

すでに大きくなっている場合は、種子をつける前に適切に処理することが重要です。

いっそノコギリでギコギコ切り倒すイメージでしょうか」

(東洋産業 大野竜徳さん)
「オオブタクサは、ただの巨大な外来雑草ではありません。
北アメリカから日本へやって来て、いつのころからか各地の河川敷や空き地に定着。

その葉をブタクサハムシやアワダチソウグンバイが利用し、茎にはスギヒメハマキが虫こぶをつくり、枯れた茎にはワタミヒゲナガゾウムシの幼虫まで入り込む。

そして秋になると、今度は人間を困らせる花粉まで飛ばす。
一見すると困った巨大雑草。

しかし、よく観察してみると、そこには昆虫たちの食事場所、住居、繁殖場所が詰まっているのです。

ただし、オオブタクサの場合は、特に花粉症の方は少し離れて観察することをおすすめします。

大きな葉の裏には、数mmの昆虫たちがあちこちにいるかもしれません。
そして、その上では今日も花粉を飛ばしています」

(東洋産業 大野竜徳さん)
「普段は目にも止まらない雑草類。
余裕があれば、足を止めて少し観察してみましょう。
この植物は何だろう?、どんな生き物が利用しているんだろう?

そうやって見てみると、目にも止まらなかったただの雑草が、いきものたちの食事場所や住居、繁殖場所に見えてきます。
生き物の世界は、とても面白いものですね」