④ 夜の照明を工夫する

「夜の照明には昆虫が集まり、大型の獲物がたくさんあればそれを狙ってアシダカグモもやってきます。

玄関灯や勝手口の照明は必要なときだけ点灯する、虫が集まりにくい照明(LED照明など)にすることで間接的な効果があります」

⑤ 窓を開けっぱなしにしない

「夏の夜は、網戸に隙間があったり、ドアを長時間開けたりすることが侵入を許す経路になることがあります。

玄関や勝手口の開放時間を短くするだけでも違います」

⑥ クモの隠れ場所を減らす

「室内では家具の裏、押し入れ、物置、段ボールの山、観葉植物や壁掛け時計や絵画などを整理すると潜みにくくなります。

⑦ 忌避剤は補助程度

「クモ用のスプレーや忌避剤も販売されていますが、実は効果は一時的。屋外では雨や紫外線で効果が落ちます。

このため、忌避剤頼りでは根本的な対策にはなりませんので、あくまでほかの対策の補助程度だと考えましょう。

アシダカグモは人を見ると逃げることがほとんどで、そのうちにいなくなってくれることも多いです。もし家の中で見つけても、あわてず騒がず、放置するのが一番。

どうしても、ということであれば大きなコップやケースをかぶせて屋外へ逃がしてやる、窓やドアを開けて誘導して追い払うという方法がいいですが、素早いアシダカグモ、一瞬で捕まえないと逃げられてしまったり、長い脚がはみ出てしまったりつぶしたりで悲惨なことになります。

無理に素手でつかもうとすると、防御のために噛まれる可能性があるので避けましょう。かわいそうですが、殺虫剤には強くありません。殺虫剤のエアゾールスプレーがかかったら死んでしまいます。

アシダカグモが1匹出た=家にゴキブリが大量発生している…というわけではありません。

屋外を移動している個体が偶然入り込むことも珍しくないため、1回見かけただけで過度に心配する必要はありません」